ビジネス電話のやり取りは、オフィス内にある固定電話だけとは限りません。
今や圧倒的な普及率を見せる携帯電話。ビジネスを円滑に進める上で、法人携帯は便利なのでしょう。これから、会社支給の携帯電話使用ルールを紹介します。ぜひ参考してください。
会社が携帯電話を支給する目的
上記にてスマホの所有率を見ていきましたが、かなり高い所有率であることはわかって頂けたでしょう。個人でこれ程までに持っているスマホをわざわざ会社が支給する理由は何でしょうか?
具体的には、
急な予定変更など、すぐに連絡がとれる
社員が個人の番号をお客様に教えたくない
通信費の申請や経理のチェックなどの手間が増える
などの情報漏えいのリスクとプライバシーの対策のようです。
社内で携帯使うルール
ルール1常にマナーモードが便利
ビジネスシーンで携帯電話を持ち込む際は、基本的には常にマナーモードにするのがオススメです。いちいち、マナーモードをオンにしたりオフにしたりすると、案外オフにしたまた重要な打ち合わせに入ったりしてしまうので、ビジネスシーンでは携帯電話は常にマナーモードとしておくと、携帯電話で粗相をするケースを随分と少なくすることができます。
ルール2番号を知っていてもまずは会社に
営業担当者を中心に、名刺にスマホの番号を記載する人も増えています。こうした場合でも、いきなり相手の携帯に電話することは避け、まずは会社にかけましょう。営業の基本は外回りです。都会ならば電車、地方ならば車での移動が多くなります。会社に電話すれば相手の状況が確認できる場合があります。
ルール3私用で禁止
会社から支給された携帯電話をプライベートで利用するのはもっての他ですが、自らの携帯電話であっても、業務時間内は私用電話はNG。業務時間は自らの携帯電話であっても、公私の区別をしっかりつけましょう。
ルール4商談中は電源オフに
商談中にスマホの着信音が鳴るのもマナー違反です。マナーモードでもバイブレーター音で着信があったことが相手にわかります。短い時間のことですので、電源オフにしておきましょう。
社内会議でも同様に「電源オフ」が基本です。最近は、パソコンと同じ感覚でスマートフォンでメモをとる人もいますが、まわりから見るとサボっているように見えてしまうので、あまりいい印象は持たれません。
注意点
考え無しに電話する
携帯電話は相手に対してすぐに電話できるという特徴があります。そのため、思いついたことをすぐ電話してしまう癖がつきやすいものです。ちょっと考えれば誤りだということを、思いつきで電話してしまい、相手に対して迷惑をかけることがあります。
使用する場所や、声の大きさに気をつけましょう。
街中では、通行の邪魔にならない場所で使用しましょう。
新幹線の車内やホテルのロビーなどでは、迷惑のかからない場所へ移動しましょう。
通話中の声は大きすぎないように。
カメラ付き携帯電話は利用に注意する
近年の携帯電話にはカメラ機能がついたものが多いようですが、取引先は当然、社内でもその利用は控えましょう。会社内には重要情報や機密情報があるはずで、社内・取引先での不用意な携帯カメラの利用はあらぬ疑いをかけられる恐れがあります。
まとめ
いつでも、どこでも繋がるスマートフォン・携帯電話。時と場所を選ばず使えるようになったからこそ、マナーの重要性が高まりました。場所やタイミングに合わせた利用マナーを考え、迷惑をかけない使い方をしましょう。