日本の交通ルールが分からず不安に感じていらっしゃる方も多いと思います。これから 外国人の方に向けて、歩行者と自転車のための日本における交通安全について紹介します。ぜひ参考してください。

基本的な交通ルール

  1. 通事故にあわないために、次のような基本的なルールをしっかり守ってください。
  2. 歩行者は右側通行、自動車や自転車は左側通行です。
  3. 自動車と歩行者では、歩行者優先です。
  4. 交通信号と道路標識に従ってください。
  5. 警察官の指示に従ってください。

歩行者の基本的ルール

  1. 必ず歩道を通行しましょう。
  2. 歩道のないところでは、道路の右側を歩きましょう。
  3. 道路を渡るときは、横断歩道、歩道橋を利用しましょう。
  4. 道路を渡るときは、必ず左右の安全を確認し、飛び出し、斜め横断はしないでください。
  5. 歩行者信号に必ず従いましょう。
  6. 夜間には、自動車等の運転者に見えやすいように、明るい色の服装で、反射材を身に着けましょう。

自転車の基本的ルール

  1. 自転車は、車道が原則、歩道は例外です。
  2. 車道は左側を通行しましょう。
  3. 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行しましょう。
  4. 安全ルールを守りましょう
    ・ 飲酒運転・二人乗り・並進の禁止です。
    ・ 夜間はライトを点灯しましょう。
    ・ 交差点での信号遵守と一時停止・安全確認しましょう。
  5. 子どもはヘルメットを着用(1歳~13歳未満)しましょう。

自動車の基本的ルール

  1. 常に進路前方に対し注意を払いましょう。
  2. 交差点での右折のときは、対向車、右折先の横断歩道の歩行者、自転車に十分に注意しましょう。
  3. 交差点での左折のときは、左折先の横断歩道の歩行者、自転車、左折巻込み事故に注意しましょう。
  4. 夕暮れ時は、早めに前照灯を点灯をしましょう。
  5. 疲れたときは、休憩を取りましょう。
  6. 運転中は携帯電話・スマートフォンの操作はできません。
  7. 無理な追い越し、進路変更はしてはいけません。
  8. 歩行者、自転車のそばを通るときは、安全な間隔をあけるか、徐行しなければなりません。
  9. 飲酒運転は犯罪です。絶対にやめましょう。

 

自転車運転時にしてはいけない事

飲酒運転絶対NG

酒気帯び運転は、注意力や判断力が低下するため、運転者本人だけでなく歩行者への危険も高まります。アルコールを飲んだら絶対に自転車に乗ってはいけません。

スマホ・携帯電話の使用NG

スマホや携帯電話を通話したり、画面を注視しながらの自転車運転は禁止されています。

ヘッドホンなどで音楽やラジオを聴くのはNG

音楽に気をとられ歩行者や車両などの発見が遅れ交通事故につながります。子どもの声も聞こえません。子どもとのコミュニケーションを楽しみましょう。

横に並んで走るのはNG

歩道では歩行者の通行の妨げになり、車道では車との距離が近くなり大変危険です。縦一列で走りましょう。

暗くなってからの無灯火はNG

無灯火だと車両や歩行者から見落とされやすく、大変危険です。昼間でもトンネルなどの暗い場所ではライトをつけましょう。

片手運転はNG

雨が降ったら少しの距離だと思っても必ずカッパ。傘さし運転は絶対にやめましょう。

一時停止の無視は

生活道路の交差点での出会い頭の事故は大変多く、一時停止の標識が無くても止まれる位の気持ちで走行しましょう。

子どものヘルメット未着用

13歳未満の児童・幼児が自転車に乗るときは、保護者がヘルメットを着用させるよう努めなければなりません。

 

まとめ

交通事故を防ぐには、交通ルールを充分理解し、実践することが必要です。ルール・マナーを守り、思いやりのある運転しましょう。

 

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